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人権派弁護士が妻と義弟の解放を求めて公開要求書

土曜日 2010年7月31日

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(イラン・ヒューマンライツ 7月30日)

人権派弁護士ムハマド・モスタファエイ氏の妻と義弟が逮捕された件には続報がないまま1週間が経過した。氏は30日,検察に対して公開要求書を送付した。

要求書のなかで氏は,テヘランの地方検事であるドラタバディ氏に対して,妻と義弟の解放を求めている。

氏はまた,要求書において,「地方検察の検察官は妻と義弟を不法に逮捕し,わたしが出頭しない限り二人を解放しないと主張している」と明らかにし,今回の逮捕拘留を「公権の私的濫用」であると非難している。

氏によれば,氏は「合法的」な出頭命令を受けて,先週土曜日に検察に出頭した。同日中に検察は電話で氏に対して再び出頭を命じた。氏が出頭を翌日に延ばそうとしていたところ,その夜のうちに妻と義弟が逮捕されたことを義父から知らされたという。

氏は,「逮捕拘留の知らせを受けた当座はすぐにでもエビン拘置所に向かおうと思った。しかし,このように不当で人権を無視した振る舞いに,まともに取り合うべきではないと思い直した。検察がわたしの愛する家族を拘留しているのは事実だが,法の原則を全く無視したこのような振る舞いの相手はしないことにした。検察は罪と罰の原則も推定無罪の原則も違法性の認定の原則も公正な事情聴取の原則も司法の不偏不党の原則も,その他あらゆる原則を無視している。わたしは検察に出頭しないことを決めた。検察から出向いてきて逮捕すればよい。」と述べている。

氏は要求書の最後に,検察に対し,「人質に取っている妻と義弟を解放すること」を求め,「公平な裁判の場には喜んで出頭するし,正当なものであればどのような罰も受ける」と宣言している。

本サイトとしては,国連や国際法曹連盟などの組織や,すべての国の法曹団体に対して,人権弁護士であるモスタファエイ氏に対する支援を求める。氏はこれまで,最も弱い立場の被告を守る活動を続けてきた。イラン当局が氏と氏の家族への不当な扱いを停止するよう働きかけることを全世界に呼びかける。